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パトロール艦

太陽系の外周警備のための拡散波動砲装備の中型艦、土方司令が艦長を務める「ゆうなぎ」を旗艦とする艦隊は白色彗星帝国の攻撃を受け壊滅し生存者は土方司令一人であった。--たっちゃん


同時期の地球防衛軍巡洋艦(180メートル)と似たデザインだが、やや小型(150メートル)。艦後部の砲塔が省かれたため、後方からの攻撃に対応できない。パトロール任務用だけあって、火器を減らした分、艦橋・艦底・艦尾にレーダーが多数配置されている。艦首に戦艦よりもかなり小型の波動砲(拡散式か不明)がある。大口径の衝撃砲だとする説もあるが、映画「さらば〜」が公開された時の設定本では“波動砲”とあった。艦前方上部に2連装砲塔2基、前方下部に1基、艦前方側面に固定式3連装砲4基を装備。側面の固定式3連装砲が魚雷発射管であるとの説もあるが、発射口の口径が魚雷発射管としては小さ過ぎる。また、この固定式連装砲は、形を変えたものが「ヤマトよ永遠に」の無人艦隊に引き継がれている。
このように、製作・作品公開時にはパトロール艦の艦首波動砲や固定式連装砲の設定があったにもかかわらず、現在異なる設定も述べられているのは、作品公開から長い時間が経って様々な出版物が出ていることや、何よりも宇宙戦艦ヤマトの著作権所有者について裁判中であり(2006年現在)、発売されたゲームソフトなどで新たな設定がなされていることなどによると考えられる。
映画「さらば〜」では、地球を発ったヤマトが第11番惑星空域にて太陽系外周艦隊(彗星帝国艦隊に敗れた後の状態)に遭遇し、艦隊の司令官であった土方をヤマト艦長として向かえ入れたが、この太陽系外周艦隊の旗艦がパトロール艦「ゆうなぎ」であった。旗艦にするにはちょっと物足りない。一度だけ「ヤマトIII」で登場するシーンがあった(第9話 バーナード星の決闘)。年代としてはそれより前になる「ヤマトよ永遠に」では登場しなかったのに。--シルクロード

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