デスメタル
メタルロックの一種。ボーカルはいわゆるデス声で歌う。デスだけに歌詞は死だの悪魔だのと陰気なものが多いらしい。
昔のタモリ倶楽部で存在を知りました。デスメタルにアレンジした曲のオリジナルを当てるクイズだったのですが、原曲がまったく分かりませんでした。演歌も民謡もアニソンも皆一緒。あまりに感動したので、しばらく語尾にデスを付けていました。こんな感じデス。
申し訳ないのですが、このメンバ募集には笑ってしまいました。
スラッシュやヘビメタなど、メタルにもいろいろあるらしいのですが、どういう観点で分類されているのか良く分かりません。共通属性はなんなのか。振る舞いの特徴はなにか。どなたかご教示ください。--abee
とりあえず、入門で昔の "Napalm death" あたりをお聞きになってみるのはいかがでしょうか。昔の、ってとこがポイントです。 --spiral
フレッシュアイのサウンド検索でいくつか聴いてみました。調べたところ、このInside The Tornというのは、初期のものではなく、評価もあまり高くないようなのですが、デスだということは分かりました。しかし、私には全部同じに聞えます。しかも、なぜか笑ってしまいます。幸島のサル研究で有名な三戸サツエさんは、島のすべてのサルの名前が分かるといいます。それと同じようにデスを聴き続ければ違いが分かるようになるのでしょうか。
また、調べる過程で、グラインドコアとか、スラッシーとか、新しい言葉がたくさん出てきました。エスキモーは白い色について200以上の言葉で表すことができるそうです。これもその類なのでしょうか。--abee
少女漫画(の作家ごとの画風)の区別がつくのは、少女漫画ファンだけだ、という諺(?)がありますね -戯
漫画"モジャ公"でも、馴染みの無い星の人の人相は区別がつかない、という逸話がありました。
私もそれほど区別して聞いている訳ではありません。当時は若かったのです。はじめのころは、授業中に聞く音楽の定番でしたが、後に、デスメタルは眠くなることがわかりました。--spiral
タモリ倶楽部の特集は「デスメタル・ミーツ・カヴァー」というタイトルだったそうです。一時期は同名のコーナーが空耳アワーの代わりになっていたとか。--abee
スレイヤーに代表される、スラッシュ/スピード・メタルの攻撃的なサウンド+暴力的な歌詞――。そこから派生した「デス・メタル」は、超暴力的で高速的な演奏を誇る暗黒の使者ようだ。
80年代にイギリスから登場したナパーム・デスやカーカス、フロリダ出身のデス、ディーサイド、オビチュアリーといったバンドが作り出すサウンドは、まったくもって猟奇映画におあつらえ向きだ。流血の中を転げ回るような暴虐的歌詞、おどろおどろしい歌唱法――。そしてギターはチューニングを落としていたずらに低音部を強調し、ヴォーカルは得体の知れない唸り声をあげ、喉の奥深くから身の毛もよだつ言葉をわめきちらす。また、スピード違反の感さえある攻撃的ビートが生み出す超高速サウンドは、まるで自らの体力の限界に挑むようでもある。余談だがナパーム・デスのドラマー、ミック・ハリスがスポーツマンとしても優秀だという話には、すかさず納得させられる。
結局のところデス・メタルの音楽的進化はそれほどのものでもなかったが、後に、より政治的でパンク的な要素をもつ「グラインドコア」というスタイルを生みに至っている。そしてスカンジナビアにおけるデス・メタル・バンドは、中世色の濃い、悪魔崇拝/ヴァイキング伝承などを唱える「ブラック・メタル」へと変化していった。--mika
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