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NT-2

デジタルマイクロレコーダ NT-2。DAT ではない。切手大ほどのカセットテープにデジタル録音するまさに It's a Sony なテープレコーダ。仕様としては MD にちょっと足りないくらい。ただし、録音時間は2時間(120 分テープ、オートリバース使用時)でたっぷり。ドッキングステーションを使えば光端子入出力も可。第1世代機 NT-1 でディコンかと思いきや、ちゃんと忘れた頃に NT-2 を出してくれたソニーに感謝。ちなみに第1世代機は盗まれた…(T_T)。ちっちゃいデバイスは盗難注意。 --sumim

http://www.sony.jp/products/Models/Library/NT-2.html
Uploaded Image: nt2.jpg

DAT ではない。
DATの定義にもよりますね。
広い意味では、NT-2はDATですね。しかもRDATです。--CUE

NT-1、NT-2のおもしろいところは、従来のヘリカルスキャンヘッドによる記録でのネックであった、「テープを引き出してヘッドに巻き付ける」機構が全くない事です。
代わりに、カートリッジの方にヘッドが入る余裕をもたせ、ヘッドにテープを押し付ける部品を取り付け、さらにヘッドとテープが接する角度を小さくし、まるでアナログマイクロカセットのような構造になってます。
また、1.5Vの乾電池一本から、高効率のDC-DCコンバータによって5Vの電源を取り出す事により、小型化と低消費電力化を実現しました。
さらに面白いのは、これがソニーだけではなく、日立など計6社がそれぞれの得意分野を発揮してジョイントで作り上げられた、という事です。
テープのカートリッジも、切手サイズ、両面記録にする事で、記録時間あたりのプラスチックの量が減り、その分、ゴミになるプラスチックも少なくなりますし、材質自体もリサイクルしやすい素材が使用されています。
記録も、サンプリング周波数を32KHzに落とし、アダプティブPCMによって8ビット化してあるため、インタビュー録音などには充分な音質を確保しつつも、記録時間の延長に貢献しています。--CUE

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