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Xlib

X Window system の基本的なプロトコルである X protocol をサポートするライブラリ。
X においては描画はすべて X サーバーへのソケット通信を通じて依頼する形をとる。
XLib には線を引くとか、文字を書くなどの非常に原始的な関数しか用意されていない。



X Window System の見た目がとてもシンプルなのはこのせいなのでしょうね。
Mac ユーザー的視点からするととても殺風景でいけませんでしたが、
SmalltalkMVCちょしてみるようになるとこっちのほうがいいなぁ…と(<ぉぃ)。--sumim


http://nicosia.is.s.u-tokyo.ac.jp/pub/essay/hagiya/kaisetsu/unix_window より
Xには、はっきりいって、描画モデルと呼べるようなものは存在しない。
Xが描画の対象とするウィンドウは、
単なるピクセルの長方形であり、
描画操作はラスタ・オペレーションに基礎を置いたものに過ぎない。
サポートされている描画操作には、
直線、曲線(スプライン)、フィル、そして、ラスタ・オペレーションがある。
ラスタ・オペレーションは、
pixmapと呼ばれるピクセルのバッファとウィンドウの間で行われる。
また、当然ながら、
ウィンドウへの(フォントを指定しての)テキストの描画もサポートされているが、
ウィンドウはあくまでピクセルの長方形であり、
テキストの構造を持っているわけではない。
だそうです。--SHIMADA



昔、fvwmを.rcでカスタマイズして使ってたら「何、このMacみたいな画面は」とあきれられた事がありました(笑)。
fvwmみたいなある意味変則的なwmはともかく、見た目がシンプルというのは言えてますね:
見た目の中に、デスクトップメタファーが全く存在しないわけですから、これ以上シンプルなものもないでしょう。--CUE

既に言い古されてる言葉ですが、X Window system自体には「見た目」は存在してません。
単に窓という仕組みを用意するだけであって、デスクトップ(やその他の何らかの)メタファは直接持っていない。
(敢えてこじつけるなら、窓メタファを持っているのかも知れないが、そこまで言うほどのものでもないでしょう。
窓という概念のうちのごくごく一部だけを持ち込んだに過ぎないのだから、似てなくて当然。
今時の窓システムを見ただけで「あ、窓だ」と思うような人(ただし現代の計算機に頭が汚染されてない人)は居ないと思う。)
そして、後付けのライブラリというか1つのアプリとして、そういうメタファを載せることは出来る、というスタンス。
そんなわけで、今流行のGNOMEだのKDEだのという世界は、相当くどい見た目です。


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